スポーツ外傷とは、スポーツ中の転倒や接触、急激な方向転換など一度の大きな外力によって筋肉・靭帯・腱・骨などが急性に損傷するケガの総称です。捻挫、骨折、脱臼、肉離れ、靭帯断裂などが代表的で、受賞直後に強い痛みや腫れ、可動域制限が現れます。早期の応急処置と適切な判断・治療が回復と再発防止の鍵となります。

股関節痛は生活習慣の乱れやデスクワーク等の長時間労働が原因で発症する事が多いです。１つの治療法では改善しにくいケースがあるため当院では【指圧・マッサージ】/【整体・カイロプラクティック】/【鍼灸】/【TNブレイン】を融合させたものを総合治療としております。まず大切なのは患者様の身体の歪みを患者様と一緒に目で見て確認することです。ご自身の目で現状の歪みを直接知ることが非常に重要で、こちらも治療の一つ【認知】になります。脳は長年あなたの歪みを記憶していて、その脳を再教育するためには脳に整ったあなたの身体を新しく記憶させなくてはなりません。

「こんなにも歪んでいたのか」と今の歪みを視覚で捉えます。施術後再度同じ内容の鏡検査を行い歪みが整っている状態を確認し「あれ？さっきと違う、歪んでいない！」と歪みが取れた新しい情報を脳に伝達させます。この検査を行う目的は、痛みや不調がどこにあるかを判別するためと、脳を再教育するためのものです。視覚は脳神経に直接刺激が伝わるため、治療効果・改善スピードが格段に速く患者様に喜んでいただけているひなた治療院オリジナル施術法です。

足関節捻挫は、足関節に負荷がかかった際に靱帯が伸張または部分断裂することで生じます。特に前距腓靱帯が最も損傷を受けやすく足を内側に捻った際に靭帯線維が断裂します。靭帯線維が断裂すると、局所の毛細血管が破れて出血し浮腫も発生します。適切な応急処置としてRICE（安静・冷却・圧迫・挙上）を行い靭帯線維の修復を早期に促すことが重要です。重度の断裂では関節の不安定性が残ってしまい、慢性的な足関節不安定を引き起こすリスクがあります。

前十字靭帯は膝関節内で大腿骨と脛骨を連結し前後の安定性を維持する重要な靭帯です。急激な方向転換やジャンプ着地、タックルなどの外力により靭帯線維が断裂すると、人体からの出血に伴い膝関節内に血液が溜まると急速に腫れてきます。断裂後は静止時でも不安定さが残り、無理にスポーツをすると半月板や軟骨の二次損傷を招き、変形性膝関節症のリスクが高まります。

肉離れは筋肉や腱、筋膜が急激な伸張ストレスにより部分的または完全に断裂する外傷です。多くはふくらはぎ（腓腹筋）や太もも（ハムストリングス、大腿四頭筋）で発生し、筋繊維が切れると内部に血腫が生成され炎症が起こります。受傷後は局所のRICE処置を行い、炎症と血腫の拡大を抑制します。その後適切なタイミングでストレッチ、筋力訓練を開始し、筋膜の滑走性と筋力を回復させることが早期復帰の鍵となります。

アキレス腱は下腿三頭筋（腓腹筋＋ヒラメ筋）と踵骨を連結する人体最大の腱組織です。ランニングやジャンプなど過度の伸張ストレスが加わると、腱線維が断裂し完全断裂に至ります。断裂に伴って周囲の血管が破れ激しい内出血と炎症が起きることで痛み、腫脹が現れます。もし断裂してしまったらスポーツ復帰まで平均6ヶ月程度かかります。