◆これらはパーキンソン病の代表的な症状です。神経伝達物質「ドーパミン」の減少により、脳の指令が身体にうまく伝わらなくなり、様々な運動障害を引き起こします。

名東区ひなた治療院では、水素吸入による神経ケアと鍼治療による自律神経調整を組み合わせ、薬に頼りすぎない新しいアプローチを提供しています。

進行性の病気であるため、長期間にわたる治療や介護が必要です。薬物治療はドパミンの補充が主になりますが、次第に効果が薄れたり、副作用が出ることもあります。だからこそ、副作用が少なく、根本的な体質改善につながる補完療法が求められています。

パーキンソン病は、脳の「黒質」という部分にある神経細胞が徐々に壊れていくことで発症します。この部分では、運動をスムーズに行うための神経伝達物質「ドパミン」が分泌されていますが、病気の進行によりその量が減少。これによって体の動きが鈍くなったり、震えたりするようになります。

医療現場でも注目されている「水素吸入」。当院では、高純度水素を生成する機器「co.up」を使用しています。活性酸素の除去によって細胞の炎症・脳の疲労を軽減し、緊張状態を和らげます。1回あたり30分〜60分の吸入で、リラックスしながら神経のケアを受けていただけます。

近年の研究では、水素ガスが体内の「悪玉活性酸素（ヒドロキシラジカル）」を選択的に除去することが分かっています。パーキンソン病の進行には、脳内の酸化ストレスが大きく関わっており、水素の吸入によって神経細胞のダメージを軽減できる可能性があります。

水素吸入により、脳の血流量が向上し、神経伝達がスムーズになると報告されています。加えて、神経系に起きている「微小炎症」を鎮めることで、動きのスムーズさや表情の改善が期待できます。

パーキンソン病では、身体の筋肉が常に緊張状態になってしまうことで、動作がぎこちなくなったり、姿勢が崩れたりします。鍼治療は筋肉の過剰な緊張を和らげ、スムーズな動作をサポートします。

震えや不安感、睡眠障害など、パーキンソン病に伴う「自律神経の乱れ」に対しても鍼治療が効果的です。ツボ刺激により交感神経と副交感神経のバランスを整え、リラックスや体調安定を促します。

西洋医学の治療を妨げることなく併用できるため、薬の効果を補助しつつ、副作用の軽減や身体の根本調整に活かせます。

当院では通常の鍼より太い鍼を使用したルート治療の施術も可能です。痛みは多少ありますが、その分効果も高くオススメです。