なぜ自律神経の不調が増えているのか?

現代はストレス社会とも言われ、働きすぎ・情報過多・睡眠不足・運動不足など、心身に負担のかかる生活をしている方が増えています。そんな中でよく聞かれるのが「自律神経の乱れ」という言葉です。自律神経が乱れると、以下のような不調が起こりやすくなります。
- 寝つきが悪く、夜中に何度も目が覚める
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朝起きるのがつらく、日中もだるい
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胃腸の調子が不安定
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頭痛や肩こりが慢性的にある
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イライラや不安感が強く、気分が落ち込む
こうした症状は病院で検査しても「異常なし」と言われがちで、本人だけがつらさを感じているケースも多いのです。
しかし最近では、こうした不調の背景にあるのは「脳の誤作動」であるという見方が広がってきました。
自律神経は「脳幹」がコントロールしている

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つで構成されています。この2つの神経がバランス良く働くことで、私たちの身体は健康を維持しています。この自律神経を司っているのが、脳の「脳幹」という部分です。
脳幹は、延髄・橋・中脳などから構成されており、生命活動の中枢を担っています。
自律神経の働きは、この脳幹がコントロールしているため、脳幹にストレスや疲労がたまると、自律神経の働きにも影響が出るというわけです。
自律神経は私たちの意識とは無関係に、24時間休むことなく働いています。
その働きは、自動車に例えると「アクセル」と「ブレーキ」のようなものです。
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交感神経:アクセルにあたり、活動を促す神経です。仕事や運動中、緊張や不安時に活性化します。
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副交感神経:ブレーキにあたり、休息や消化など体の回復に関わります。睡眠やリラックス時に優位になります。
この2つのバランスが崩れると、日中の集中力が低下したり、夜に眠れなかったりといったトラブルが生じます。
この調節役が「脳幹」です。脳幹は生命維持の中枢であり、自律神経の指令塔として働いています。
現代人はスマートフォンやパソコン、騒音、人間関係のストレスなどで脳幹が常に緊張しています。
この過緊張が自律神経に大きな影響を与えていると、最新の神経生理学では解明されつつあります。
種類 | 主な働き | 活性化するタイミング |
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交感神経 | 緊張・集中・心拍上昇 | 日中・ストレス時・活動時 |
副交感神経 | リラックス・内臓活動・回復 | 睡眠時・食後・安静時 |
ストレスで脳が誤作動を起こす?

長期にわたるストレスやプレッシャー、生活の不規則さが続くと、脳は常に緊張した状態になります。この状態が続くと、交感神経が過剰に働きすぎ、リラックスすべきときに副交感神経が働けなくなる「切り替え不能」な状態に陥ります。
すると、
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寝ても寝ても疲れが取れない
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リラックスできず不安感が消えない
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自分の感情や思考をコントロールしづらくなる
といった不調が現れます。このような状態では、マッサージや薬といった「対症療法」では限界があります。
根本的に改善するためには、「脳」そのものにアプローチする必要があるのです。
慢性的なストレスは、脳の「扁桃体」や「視床下部」といった感情や自律機能を司る部位にダメージを与えるといわれています。
特に現代人に多いのが「無自覚ストレス」です。
たとえば、
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常にスマホの通知が気になる
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忙しさのあまり深呼吸すら忘れている
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疲れているのに眠れない
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気づいたら食欲がない、便秘または下痢が続く
こうした状態は、すでに「脳がストレスで誤作動しているサイン」かもしれません。
実際に来院された方の中にも、「自分では平気だと思っていたけれど、体がSOSを出していた」と話す方が多くいらっしゃいます。
TNブレインでは、こうした無意識レベルのストレス反応に働きかけることが可能です。
自律神経は「脳から整える」時代へ

【TNブレインによる脳神経調整】
当院が導入している「TNブレイン」は、顔面にある「三叉神経」へ微細な振動刺激を加えることで、脳幹・視床下部といった神経の中枢に働きかける施術法です。
三叉神経は脳神経の中でも特に大きく、脳幹と直接つながっているため、ここにやさしい刺激を加えることで、脳の過緊張をゆるめ、自律神経を安定化させる効果が期待できます。
施術はソフトで痛みもなく、初回から「頭がスッキリした」「呼吸が深くなった」と実感される方が多くいらっしゃいます。
施術では、以下のような変化が期待できます。
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脳の過緊張がゆるみ、リラックスしやすくなる
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呼吸が深くなり、副交感神経が優位に
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血流が改善され、手足の冷えやこりが軽減
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胃腸の働きが整い、消化吸収がスムーズに
【水素吸入で脳の酸化をケア】
水素には、脳内の活性酸素(ストレスによって増える有害物質)を除去する働きがあるとされており、水素吸入によって脳の酸化ストレスをやわらげることで、自律神経の安定をサポートします。
リラックス効果も高く、副交感神経が働きやすくなるのが特長です。
【腸と脳はつながっている「腸活EMS」】
「腸は第二の脳」と言われるほど、自律神経との関わりが深い器官です。
当院では、電気刺激によって腸を活性化させる「腸活EMS」も導入しており、腸からのアプローチによって脳の働きも安定しやすくなるようにサポートしています。
当院の施術の流れ

① 初回カウンセリング・AI神経診断
現在の症状・生活習慣・ストレスの有無などを丁寧にヒアリングした上で、AIによる神経診断を行います。
姿勢と自律神経は密接に関係しており、身体の歪みが脳幹への圧迫やストレスを招いているケースも多くあります。
② 毛細血管スコープで血流確認
指先の毛細血管をマイクロスコープで観察し、自律神経のバランスや血流の状態をチェックします。
交感神経が過剰に働いていると、毛細血管が収縮し、血流が乱れている様子が確認できます。
③ TNブレイン
三叉神経へのやさしい刺激によって、脳の誤作動を解除し、自律神経の切り替えをサポートします。
1回10〜15分ほどの短時間でも変化を感じる方が多く、リピーターも多い施術です。
④ 水素吸入
施術後の深いリラックスや自律神経の回復を助けるため、水素吸入を約30分行います。
ストレスや老化の原因となる酸化を防ぐことで、施術の効果がより安定します。
患者様の声
【30代女性:不眠と胃の不調】
「寝つけず、何度も夜中に目が覚める」「食後すぐにお腹が痛くなる」などの症状でご来院。
初回のTNブレイン施術後、ぐっすり眠れたと実感され、5回目の来院時には「ほとんど不調が気にならない」と笑顔に。
【40代男性:倦怠感・イライラ】
「とにかく毎日疲れが取れない」「家族にも当たってしまう」とご相談。
脳神経の誤作動が関係していたため、TNブレイン+腸活EMS+水素吸入を継続的に実施。
2週間後には仕事もプライベートも前向きになれたと喜ばれました。
【50代女性:更年期と不眠、動悸】
「夜中に何度も目が覚めて息苦しくなる」「更年期かと思っていたが病院では異常なし」。
初回の施術で深く眠れたことに驚き、3回目以降は日中の動悸も減少。
「安心感が戻ってきた」と喜ばれています。
【60代男性:血圧の不安と疲労感】
高血圧の薬を飲んでいるが、疲労感と朝のだるさが抜けないという悩み。
TNブレイン+水素吸入を継続したところ、朝の目覚めが改善。体が軽くなったと報告されました。
まとめ:脳神経から整える新しい選択肢をあなたへ
自律神経の乱れによる不調は、「仕方ないもの」「年齢のせい」と諦めてしまいがちです。
しかし、今は脳神経から整えるアプローチによって、根本的な改善を目指すことができる時代です。
「薬に頼らず体調を整えたい」
「根本から改善し、再発しない体を作りたい」
そんな方は、ぜひ当院にご相談ください。
アクセス・ご予約はこちら
ひなた治療院/整体院
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